小さな会社や個人事業主にとって、ITの活用はビジネスの効率化と成長を促進する重要な要素です。
しかし、どのツールをどう使うべきか迷っている方も多いでしょう。
このページでは、無料または低コストで利用できる、小さな会社に最適なITサービス&ツールを厳選してご紹介します。
これらのツールを活用することで、ビジネスの効率化と成長を実現しましょう。
Google関連
個人や小さな会社をITに対応させる場合、Googleアカウントはほぼ必須です。
というか、基本的なツールはGoogleだけで十分です。
Google関連のサービスは、アカウントを作ればほぼすべて利用できます。
Gmail(無料)
Gmailは、Googleが提供する無料のウェブメールサービス。
Gmailは、受信トレイ、送信トレイ、草稿、スパム、ごみ箱などのタブで構成されており、メールを簡単に整理することができます。
また、メールの検索機能やフィルタリング機能も充実しています。
無料で”○○@gmail.com”のアドレスが付与される。
Googleカレンダー(無料)
Googleカレンダー は、無料で利用できるカレンダーサービス。
Googleカレンダーは、予定の作成、共有、変更、削除などを簡単に行うことができます。
また、Googleカレンダーは、Googleアカウントでログインしているすべてのデバイスで同期されます。
Googleカレンダーを利用することで、予定を共有して、効率的に仕事を進めることができます。
Googleマップ(無料)
Googleマップは、地図の表示、検索、ルート検索、ナビゲーションなどを簡単に行うことができます。
また、Googleマップは、ストリートビューや360度カメラで、世界中の場所を探検することができます。
Googleマップを利用することで、お客様や取引先との打ち合わせを場所にスムーズに行けます。
Googleドライブ(無料)
無料で利用できるオンラインストレージサービスです。
Googleドライブは、ファイルの保存、共有、編集などを簡単に行うことができます。
また、Googleドライブは、Googleアカウントでログインしているすべてのデバイスでアクセスすることができます。
Googleドライブを利用することで、ファイルの共有を容易にし、効率的に仕事を進めることができます。
Google Meet(無料)
無料で利用できるビデオ会議サービスです。
Google Meetは、ビデオ会議の開催、参加、録画などを簡単に行うことができます。
また、Google Meetは、Googleアカウントでログインしているすべてのデバイスで使用することができます。
Google Meetを利用することで、社員が離れた場所からでもコミュニケーションをとることができ、効率的に仕事を進めることができます。
ビデオ会議の制限
無料アカウントでは、機能に制限があります。
- 参加者数は、100人まで。
- ビデオ会議(3人~100人)の長さは、60分まで。
- 録画は不可。
- ファイル共有は、1GBまで。
2人のビデオ通話なら24時間までなので、ほぼ制限無しで使用できます。
GoogleMeetを制限無しで使うなら、『Googleワークスペース』(有料)を使うのもアリです。
チームや企業に特化したGoogleサービスを包括的に管理できるサービスなので、今後ビジネスを大きくするつもりなら検討してみてください。
Googleマイビジネス
Googleマイビジネスは、ビジネスの情報を登録、管理、更新することができます。
また、Googleマイビジネスは、GoogleマップやGoogle検索でビジネスを検索したユーザーに、ビジネスの情報を表示することができます。
Googleマイビジネスを利用することで、ビジネスの認知度を向上させ、売上を増やすことができます。
Microsoft関連
MicrosoftはWindowsを始め、ワード・エクセルなどのOfficeソフトを販売しています。
しかし、Officeソフトは数万円するので、ビジネス初期に利用するには負担がかかります。
今回はコストの高いOfficeソフトは省きます。
BingAI
時間や人手が限られている場合でも、BingAIに質問を投げかけるだけで、必要な情報を素早く得ることができます。
例えば、「○○について教えてください」と入力すれば、BingAIは日本語で整理された回答を返してくれます。
有料版のChatGPTと同じ大規模言語モデルGPT-4を使っているため、高度なAI検索を無料で体験できます。
MicrosoftDesigner
画像やイラストを作成する際に、自分のイメージした指示文(プロンプト)を入力するだけで、文章に合った画像を4枚作成できます。
この機能を活用すれば、画像制作にかかる時間やコストを削減できます。
SNS
SNSは無料でお客さんに認知してもらえるツール。
Instagramは、写真や動画を共有できるサービスです。
そのため、企業は、製品やサービスの魅力をビジュアルで伝えることができます。
また、Instagramは、若いユーザーに人気があるため、企業は、若い世代にリーチすることができます。
X
X(旧twitter)は、短いテキストを投稿できるサービスです。
そのため、企業は、キャンペーンやイベントの告知、商品の紹介などを簡単に行うことができます。
また、Xは、テキストで情報を発信できるため、テキストベースのコンテンツを好むユーザーにリーチすることができます。
ただし承認マークを得るのは有料課金が必要になります。
Pinterestは、画像を保存できるサービスです。
そのため、企業は、製品やサービスの画像を保存しておくことで、ユーザーが簡単にアクセスすることができます。
また、Pinterestは、画像で情報を発信できるため、画像ベースのコンテンツを好むユーザーにリーチすることができます。
画像ダウンロードサイト
自社ホームページやSNSアカウントで使える画像素材をダウンロードできるサイト集です。
いらすとや
いらすとやは、無料で使えるイラスト素材サイトです。
かわいいイラストが豊富に揃っており、商用利用も可能です。
Pixabay
Pixabayは、無料で使える写真素材サイトです。
高品質な写真が豊富に揃っており、商用利用も可能です。
EnvatoElements
EnvatoElementsは、月額定額制で使える写真やイラスト、動画などの素材サイトです。
高品質な素材が豊富に揃っており、商用利用も可能です。
無料会員でも毎月、フォント、プレゼンテーション、ビデオなど、12種類のファイルを入手できます。
イラストAC
イラストACは、無料会員登録で使えるイラスト素材サイトです。
商用利用可能なイラストが豊富に揃っています。
無料アカウントではダウンロード数に制限がありますが、ポイントを使って有料素材もダウンロードすることができます。
写真AC
写真ACは、無料会員登録で使える写真素材サイトです。
商用利用可能な写真が豊富に揃っており、ダウンロード数に応じてポイントが貯まり、ポイントを使って有料素材もダウンロードすることができます。
無料アカウントではダウンロード数に制限やダウンロード待ち時間があります。
月額会員になれば制限無く素材もダウンロードできます。
画像編集ツール
CANVA
Canvaは、誰でも簡単に画像編集ができるツールです。
テンプレートが豊富に用意されているので、初心者でも簡単に画像編集することができます。
また、画像編集の機能も充実しているので、テキストや画像の追加、文字の装飾、フィルターの適用など、さまざまなことができます。
Canvaは、個人や企業を問わず、幅広く利用されています。
無料で利用することができますが、有料プランに登録することで、より多くの機能を利用することができます。
ビデオ通話
コロナ以降、直接会わずにWEB会議で打ち合わせをする場面も増えています。
Zoom
企業や学校でよく利用されています。
また、遠隔医療やオンライン教育など、さまざまな用途に利用されています。
無料アカウントの場合、1度の会議が40分までに時間制限されます。
40分以上利用するためには、新たな会議を立ち上げる必要があります。
Google Meet
Googleアカウントがあれば無料で利用できます。
無料のアカウントでは、
- 参加者2名で1対1の場合:最大24時間
- 3名以上:最大60分
に制限されます。
有料版Google Meetは、Google Workspaceに含まれています。
名刺管理ツール
もらった名刺を電子化して管理することで、ビジネス上の繋がりをどこにいても確認できます。
Eight(エイト)
株式会社Sansanが提供する名刺管理ツールです。
名刺をスマートフォンのカメラで撮影するだけで、自動的にデータ化してくれるので、名刺を紙で保管する必要がありません。
また、名刺の情報を検索したり、グループ分けしたりできるので、名刺を簡単に管理することができます。
さらに、名刺の情報を基に、メールや電話をかけたり、アポイントメントを設定したりすることもできます。
パソコン、スマホ、タブレットなどでもアクセスでき、ビジネスパーソンに欠かせない名刺管理ツールです。
メモ・ノートツール
会議の議事録や企画書を書くときに必須なノートツールです。
Googleドキュメント(共同編集可)
オンラインで共同作業できる文書作成ツール。
複数のユーザーが同時に編集でき、ドキュメントをオンラインで保存できるため、どこからでもアクセスできます。
WEB会議をしながら、みんなで1つのドキュメントに書き込むことができます。
Googleアカウントがあれば利用できます。
Notion(共同編集可)
メモ、タスク管理、プロジェクト管理など、さまざまな用途に使えるオールインワンツール。
カスタマイズ性が高く、自分のニーズに合わせてレイアウトや機能を変更できます。
共同編集をするには有料会員(8ドル~)になる必要があります。
またAIも搭載しているので、書いた文章を要約したり、ノート全体から情報をまとめたり、秘書のような働きをしてくれる機能もあります。
AI機能は毎月10ドルで利用可能。
トレロ
タスク管理に特化したツール。
タスクをカードに表示し、カードをボードに並べることで、タスクの進捗状況を視覚的に確認できます。
AI文章作成ツール
文章作成や要約で役立つAIチャットツール。
無料で使える物も多くあります。
ChatGPT
OpenAIによって開発されたAIチャットツールです。
テキストの生成、言語の翻訳、質問への回答など、さまざまなタスクに使用できます。また、生成されたテキストの品質が高く、自然な会話を生成することができます。
無料でも利用できます。
有料版(月20ドル)にすると、より自然な返答ができるGPT-4oを利用することができます。
Copilot
Microsoftによって開発されたAIチャットツールです。
無料で利用できます。(要Microsoftアカウント)
テキストの生成、言語の翻訳、質問への回答など、さまざまなタスクに使用できます。また、ChatGPTよりも学習データ量が大きく、より高い精度でテキストを生成することができます。
Gemini
Google AIによって開発されたAIチャットツールです。
無料で利用できます。(要Goolgeアカウント)
テキストの生成、言語の翻訳、質問への回答など、さまざまなタスクに使用できます。
無料のGoogleアカウントがあれば利用でき、文章の生成も非常に高速です。
また、ChatGPTやBingAIよりも学習データ量が大きく、さらに高い精度でテキストを生成することができます。
販売促進ツール
自社商品やサービスを持っていて、素晴らしい商品をどのように広めていったら良いのか悩んでいるなら是非活用してみてください。
Dairin(だいりん)
Dairinは、『誰でも簡単に、無料でWeb販売代理店制度を導入することができる』WEBサービスです。
自社で作るのが複雑な成果計測システムを、開発無しで導入できます。
システム開発の必要がないので、社内のマーケティング部だけで完結できます。
都度報酬や継続報酬なども選べ、質の高い紹介を得ることができます。
また、売れるまで費用が発生しないので、ほぼリスク無く販売促進を行えます。
会計ソフト
個人法人問わず、事業をする場合必ず会計業務が必要になります。
会計業務は売上や利益に直接関係しない雑務です。
できるだけ簡単にできるように自動化ツールを使いましょう。
マネーフォワード クラウド会計
MFクラウド会計は、月額制で利用することができます。料金は、利用人数や機能によって異なります。
インターネットに接続できる環境があれば、どこからでも利用することができます。
また、スマートフォンやタブレット端末からも利用できるので、外出先でも会計処理をすることができます。
会計ソフトを初めて利用する方でも使いやすいように設計されています。
また、サポート体制も充実しているので、安心して利用することができます。
クレジットカード
クレジットカードを利用すると、会計ソフトに手動入力する必要がありません。
会計業務の作業時間を減らすためにも、積極的にクレジットカードを利用しましょう。
楽天ビジネスカード
楽天ビジネスカードはポイント1%の高還元。
経費で使った支払いで付いたポイントが個人の楽天ポイントになります。
国内・海外空港ラウンジの利用に加え、海外トラベルデスクと各種保険も付帯しており、快適で安心のビジネスカードです。
また、既に楽天カードを持っている人は、信用が残ったまま審査できるので、発行しやすい野もメリットです。
楽天ビジネスカードを単体で申し込むことはできないので、『楽天プレミアムカード』も同時に申し込む必要があります。
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