
電話対応に追われて、なかなか本業に集中できない…
そんな悩みを抱える企業や個人事業主の間で人気なのが「フォンデスク」です。
しかし、最近は新サービス「fondesk IVR(フォンデスク・アイブイアール)」の登場で、
「どっちを選べばいいの?」という声も増えています。
この記事では、従来のフォンデスク(有人電話代行)と、
fondesk IVR(自動応答サービス)の違いをわかりやすく紹介します。

フォンデスクとは?

フォンデスクは、人のオペレーターが代わりに電話を受けてくれる有人電話代行サービスです。
企業や個人の代わりに電話を受け、内容をメールやチャットにまとめて報告してくれます。
「仕事中に電話で中断されるのを避けたい」「外出中でも取りこぼしたくない」
そんな悩みを解決してくれるサービスです。
有人対応なので、柔軟な受け答えや会話の流れの中での判断が可能。
特に顧客対応や営業電話の振り分けなど、人の判断が求められる業務に向いています。
ただし、対応時間は基本的に平日の営業時間内(9:00〜18:00など)に限られ、
夜間や休日の着信には対応できないというデメリットもあります。
fondesk IVRとは?

fondesk IVRは、フォンデスクを運営する「うるる」が新たに提供する自動音声応答サービスです。
IVRとは「Interactive Voice Response」の略で、電話のプッシュ操作(1を押す、2を押す…)によって
自動的に案内を振り分ける仕組みのことです。
AIが勝手に答えるのではなく、あらかじめ設定したシナリオに沿って案内を行うのが特徴。
そのため、誤認識や不正確な回答の心配がありません。
たとえば、
「サービス内容のお問い合わせは1を、その他は9を押してください」といった形で
顧客の操作に応じて分岐し、必要に応じて録音・SMS送信・転送を行えます。
さらに、スマートフォンからでもすべての設定や修正ができるので、
店舗や外出先でもすぐに案内内容を変更可能です。
料金の違い
フォンデスクとfondesk IVRでは、料金体系が大きく異なります。

フォンデスク(有人)の料金
フォンデスクはオペレーターによる有人対応サービスのため、
プラン内容によって月額費用が変わります。
一般的な目安としては以下の通りです。
- 月額基本料:約10,000円〜(税抜)
- 初期費用・解約手数料:なし
- 契約期間:1ヶ月単位(縛りなし)
料金にはオペレーターの対応コストが含まれるため、
手厚いサービスを求める企業には安心ですが、
「着信件数が多い」「定型的な問い合わせが多い」場合はコストが高くなりがちです。
fondesk IVR(自動応答)の料金
fondesk IVRは、月額2,980円(税抜)の基本料金で利用できます。
初期費用・解約手数料は一切不要で、契約期間の縛りもありません。
さらに使った分だけの従量課金制となっており、
- 着信通話:3円/分
- 録音:3円/分
- SMS送信:12円/通
- 転送通話(固定電話):13円/分
- 転送通話(携帯電話):28円/分
- フォンデスク(有人)への転送:0円/分
というシンプルでわかりやすい料金体系です。
設定やテストコールは契約前でも無料で利用できるため、
実際の動作を試してから導入を決めることができます。
機能と特徴の比較

項目 | フォンデスク(有人) | fondesk IVR(自動) |
---|---|---|
対応方法 | オペレーターが対応 | 自動音声が案内 |
対応時間 | 営業時間内のみ | 24時間対応可能 |
柔軟な対応 | ◎ | △(設定シナリオのみ) |
コスト | 高め(1万円〜) | 安い(2,980円〜) |
録音・文字起こし | 一部対応 | 標準対応(自動通知) |
SMS送信 | なし | あり(URL自動送信など) |
設定の手軽さ | 初期設定が必要 | スマホで即設定可能 |
AI利用 | 人が判断 | AI非搭載(誤回答なし) |
fondesk IVRは、あくまで「決まった案内を正確に伝える」ことに特化した仕組みです。
その分、導入コストを抑えつつ、夜間や休日の電話も自動対応できるのが魅力です。
このように、フォンデスクは人件費を含む“品質重視型”、
fondesk IVRは自動化による“コスト効率型”という構造になっています。
両方を組み合わせるのが理想

実は、fondesk IVRとフォンデスクは組み合わせて使うことも可能です。
たとえば、
昼間(営業時間内)は「フォンデスク(有人)」で丁寧に対応し、
夜間や休日は「fondesk IVR」で自動対応・録音・SMS送信。
こうすれば、24時間体制の電話受付を実現できます。
fondesk IVRからフォンデスクへの転送は通話料0円なので、コスト的にも効率的です。
どちらを選ぶべき?
柔軟な会話対応が必要 → フォンデスク(有人)
定型的な案内や24時間対応が目的 → fondesk IVR(自動)
コストも対応品質も両立したい → 両者の併用
特に小規模事業者やスタートアップ企業には、fondesk IVRの低コスト・自動化メリットが大きく感じられるでしょう。
まとめ
フォンデスクは「人による柔軟な対応」で安心感が強い。
fondesk IVRは「自動音声で正確・低コスト」な新サービス。
両方を組み合わせれば、効率と品質の両立が可能です。
電話対応を自動化したいなら、まずはfondesk IVRを無料で試してみるのがおすすめです。
Googleアカウントがあれば、わずか5秒で登録完了。クレジットカードも不要です。

コメント